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1、〜ならでは/ならではの
二つの形で出現。
「名詞A+ならではの+名詞B」、これは「Aしか持たない」という意味。
「名詞A+ならではの+動詞Bない」、これは「Aしかできない」という意味。
接続は「名詞+ならでは/ならではの」

文はね・・・

五代家の手料理は、たっぷり愛を注ぎ込んだものならてはの味わいだった。

うん、食べたいな〜

2、〜なり
「するなりに」という形で、「〜すると、すぐに〜」という意味。つまり、「Aという状況が出ると、Bという状況はすぐに出る」ということ。AとBは前後で時間的にとても接近なんである。
接続は「動詞辞書形+なり」

五代君にとって「一条さん」という言葉が魔法的なひと言だよ〜それを聞くなりさっぱり元気出すんだ。

これ・・・二つの文なんだよね

じゃ、またあした。
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1、〜なくして/〜なくしては
「名詞Aなくして+動詞Bない」の形で、「Aはないなら、Bはできない」という意味だよね。
つまり、AはBが成立できる必要な条件である。
接続は、「名詞+なくして/なくしては」

文・・・なら・・・

「彼なくしては、俺、ここまで生きのびるさえもできないよ。だから彼は俺の神様だ」って、あの笑顔のヒーローがそう言った。

簡単だよね〜

2、〜なしに/〜なしには
うん、これ、1と近いね。でも、また「Aの階段を越し、直接にBをする」っていう意味もあるよね。「Aをしないまま、Bをする」と近い。
接続は「名詞+なしに/なしには」

文を作ると、

ろくな告白もなしに彼を奪って、そして何も言わずに一人で旅に立つとは、本当に自分勝手なことだと分かっている。

うん、そうね


じゃ、また明日〜

1、〜ながらに
主に「生きながらに」・「涙ながらに」・「生まれながらに」・「昔ながらに」・「いつもながらに」という慣用文に使う。前の二つは「〜のままに何かをしている」という意味で、後の三つは「ある状態の続け」という意味である。
接続は「動詞連用形・名詞+ながらに」
文・・・

あの日から、雄介は一つの願いを心の中に密やかに抱いた―いつか、必ず彼に誓いをあげる―「愛してます、あなただけ、生きながらに」って。

あらら・・・

2、〜ながらも
「でも」・「かかわらず」などと近い意味である。
「も」を略してもいい。
接続は「動詞連用形/否定形・形容詞・形容動詞・名詞+ながらも」
そして、文。

人を待ってるのは、辛いながらも、幸せもあり。

なんてね〜〜


うん、また明日。

1、〜ないまでも
「Aないまでも、B」という形で、「たとえAはできなくても、B」・「たとえAの程度には達成できなくても、Bの程度は問題ない」という意味だよね〜
接続は「動詞ない形+ないまでも」

文を作ろう。

家具を作ることについて、五代はプロとは言わないまでも、なかなか腕がいいから、新居のマンションには家具を全部自分でデザイン・製造すると決まって、結局、妻の意見も聞いて引越しの時にはもう全部作り上がった。

・・・だろうね〜


2、〜ないものでもない
動詞の後に付いて、「それをできないとは言えない」って、つまり難しいけど、努力してするなら、きっとできるという意味を示す。
接続は「動詞ない形+ないものでもない」

文を作ると・・・

告白の言葉は、どうしても口に出せないものでもないし、彼はそんなことのために自分を軽蔑することも決してしないと分かってる。


なのに・・・ね〜

じゃ、また

1、〜ないではおかない
・・・これ、前もあるよね。「〜ずにはおかない」とは同じだろう?
じゃ、接続は「動詞ない形+ないではおかない」
文なら・・・

五代君はそう見えても独占欲が深い男だから、冒険の旅から戻ったら決してあの人の傍にくっ付かないではおかない。

・・・でね〜


2、〜ないではすまない
・・・また= =
説明はしなくていい。
文・・・

お兄さんはね、旅に立ってもいつも薫さんのことばっかり考えて、もしその間薫さんには何かあったら、お兄さんはきっと悔しくて自責しないではすまないですから、ぜひ気をつけてくださいね。

あはは、いい妹さん〜


じゃ、また明日

1、〜ともなく/ともなしに
二つの動詞の間で、無関心でなにかをしているという意味を示す。
その二つは主に意味の近い動詞である。
接続は「動詞+ともなく/ともなしに」
文を作ると・・・

好きな人と会いたいけど会えない時、雄介はいつもポレポレで料理を作りながら電話を見るともなく眺めていて、次の一秒にそれは響いていくとばかりに。

うん、ちょっと・・・変だよな。



2、〜ともなると/〜ともなれば
名詞の後に付いて、その特殊な条件で特別な状況は必ず起きるという意味を示す。その名詞は普通に地位・身分あるいは時間・季節など。
接続は「名詞+ともなると/ともなれば」
文・・・うん・・・

クウガともなるとさすがに筋肉も強くなってしまって、自分と同じ体格の恋人を抱き上げてもそんなに難しくない。


あはは。

じゃまた。

1、〜とはいえ
これも何度か見たことがあるよね〜
「たとえ・・・でも」という意味で、「と言っても」・「からといって」・「といえども」などとは近い。主に動詞の後に付いている。
接続は「動詞終止形+とはいえ」
文・・・うん・・・

ペットの躾は飼い主の責任であるとはいえ、不器用しかも照れ屋さんである飼い主には能天気でしつこい駄犬の教育系は本当にちょっと難しいんだ。

そうだろう??

2、〜とばかりに
これも、知ってたね
動詞の後に付いて、「〜ように」・「〜に見える」・「〜みたいに」って言う意味だよね〜
接続は「動詞(命令形)+とばかりに」
文は・・・

彼は、いつも自分の弁当を開けて、そして俺に「トマトを取ってくれ」と言ってるとばかりにジーと見てて来た。

どうやな〜


また明日〜

1、〜としたところで/としたって/〜にしたところで/〜にしたって
うん、これ、「〜としても」とか「〜にしても」とかと近いね〜
「そうしても、やはり・・・」っていう意味だ。
接続は「動詞・形容詞・形容動詞・名詞+としたところで/としたって/にしたところで/にしたって」
文を作ろう・・・
うん・・・

雄介を止めるとしたところで、止められないと分かったから、全身全霊で彼を助けることに決まった。


うん、なかなか。


2、〜とは
ええ??これ・・・もう使い慣れたよね〜
文の後に付いて、その文の全体を名詞化して、驚き・意外・嬉しい・怒るという感情を表す。
接続は「動詞+とは」

いつも何も言わずに旅を立つ放浪好きな雄介は行き・帰りの予定の時間とかちゃんと言い残して、そして毎週かならず葉書を送って、毎晩電話を掛かってくるとは、やっぱり夫になった男、しかも新婚な気分っていうのは不思議だよね〜〜〜


あはは


じゃ、また明日〜〜

1、〜ときたら
「その人(こと)といえば・・・」という意味で、後は通常によくないことと繋がる。主に不満とか責める気を持つ。
接続は「名詞+〜ときたら」

文を作ると・・・

まったく、五代のやつときたら、診察に来たときいつもぶつぶつ・・・以前はヘタ惚れの話ばっかり、今はただの惚気・・・本当にうんざりだよ!

・・・なんてね


2、〜ところを
形式名詞として動詞或いは形容詞Aの後について「Aという時期で」とか、「Aという状況で」ある予期と違うことをしちゃったこと、あるいは「予想と違う」結果を得たという意味だ。
通常は相手に謝るときに使う。
接続は「動詞辞書形/形容詞/形容動詞連体形+ところを」

文を作ろう。

今の辛いところをとても不謹慎だと分かってますけど、一条さんには俺の気持ちを受け・・・いえ、せめて理解して欲しいです。・・・好きだから、守りたいだから、絶対に分かれることをしないです。


・・・そうだよね


じゃ、また明日。

まぁ、習慣なんてまたならないけど、とにかく第21日目!

1、〜といったらない/〜といったらありはしない(ありゃしない)
動詞・名詞・形容詞のあとについて、或いは文の末にして、「Aといえば、Aのように〜なものはない」とか、「Aといえば、あまり〜」という意味を持つ。
口語の場合はよく「ったらない」・「〜といったらありゃしない」の形で出現。でもこういう場合はよく消極的な意味を含む。
接続は「動詞連用形/形容詞/形容動詞/名詞+といったらない/といったらありはしない」

文を作って

旅を立ってると、いつでも帰る場所があって、そして待ってる人がいるっていうことは、幸せといったらないんだ。


さぁ、次。


2、〜と思いきや
うん、これ、文の後について、反転な意味を示す。「A思ったけれども、違ってBだった」と近い。
接続は、「動詞/形容詞/形容動詞/名詞+と思いきや」
そして、名詞と形容動詞の場合は、「だ」も略していい。

文なら、

綺麗な人だけど、相当冷たくて怖いと思いきや、ただ真面目すぎで、そしてちょっと不器用でとてもかわいい人だったから、もうすぐに好きになった。


そうかな〜


じゃ、また明日。

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